【EUMIG】M-1000 キャパシタ交換【11回目】

2020/11/24

EUMIG M-1000 アンプ

t f B! P L
このアンプのまとめページはこちら

はじめに

M-1000のメンテナンスです。
今回は初段や電源回路が実装されている基板のキャパシタを新品へ交換します。
全てニチコンの汎用品へ交換します。実装されているのはニチケミの汎用品(SLシリーズ)ですが、ニチケミの現行(SMGシリーズ)よりニチコンの汎用品(VRシリーズ)が安いのでこちらにします。40年以上年代が異なるためサイズがかなり小さく貧相な見た目になってしまいますが・・・

地道に交換する

電源

この辺りが初段用電源です。一部MUSEに交換されています・・・


フラックスを使用しそのままのため半田部には茶色い粘っこい汚れが・・・
アンプ修理の最終段階で拭き取ります。


初段電源部をすべて交換しました。

次はこの3つ。
ピークメータとプロテクタの電源用です。

交換後です。だいぶ貧相になりましたね・・・

ピークメータ

ピークメータ関連のキャパシタは左右のカップリング用で計2つです。

交換前の写真です。(交換後の写真はありません・・・)
中央の2つです。

初段

この辺りが左右chの初段部です。
ここも一部MUSEへ交換されていますね。

問答無用で交換します。

プロテクタ

プロテクタ部は保護リレーのタイマなどにキャパシタが使用されていたと思います。
この辺りがプロテクタです。C501と見えるBPキャパシタはネットの回路図の値とはことなります。交換した形跡があります・・・
一応、値はそのままです。念のためネットの回路図と同じものも購入済みです。
確かトランスのAC観測用だったと思います。

交換後です。

交換後


いや~~
かなり貧相だなあ~~~
細い音になりそう(見た目で判断良くない!!!!)
今回は以上です!

最後までご覧いただきありがとうございました!
ご指摘や疑問点等ございましたら是非コメントをよろしくお願いいたします!

全投稿のまとめページはこちら

中の人

自分の写真
モノ作りが好きです。GUIアプリの作成からアナログ回路まで手当たり次第です。 アンプの修理を紹介するためにブログを始めました。 (Twitter:@TakaElc)

記事カテゴリ

5M21 (10) A-6 (5) A-717 (2) A-950 (1) AB級 (8) Arduino (2) A級 (29) C-21 (1) C29 (1) ESP32 (9) EUMIG (13) FFT (2) HOW2 (6) LED (2) LUXMAN (10) M-1000 (13) M-22 (23) MATLAB (1) mcintosh (1) MCP3208 (3) OPアンプ (1) Pioneer (26) QUAD (1) Simulink (1) WS2812B (4) YAMAHA (6) アンプ (62) スピーカ (3) プリ (1) プリアンプ (1) プリメイン (6) レベルメーター (8) 化石 (1) 山水 (3) 自作アンプ (7) 電子工作 (20) 日記 (1)

QooQ