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どうも、新型コロナのワクチン接種1回目で仕事を休むほどの副反応にさらされたtakaです。
前回は状態確認を行いました。今回はオフセット調整を行っていきたいと思います。
それではいってみよ~!
DCオフセットを確認したところ±20[mV]程度のふらつきが確認されました。1台目と同様なので同様の処置を行います。
(これが怪奇現象を発生させることになるとは思いもよらず・・・)
オフセットのふらつき処置は1台目をご覧ください。ここからは1台目の記事には記載していない内容を記載していきます。
1台目のオーナー様から下記メッセージが
「音量を上げるとDCオフセットランプが点灯するよ」
ええええええええええええええええええ(´・ω・`)もちろんDCオフセットは数[mV]まで抑え込んでおり、ふらつきも改善していることを確認しオーナー様へ送り返しています。
つまり・・・
DCオフセットが無いのにオフセットランプが点灯している・・・?
はい。これがなぜかを突き止めるために2台目のオーナー様に提示したのが条件3です。1台目と同じ個所を同じ素子へ交換しました。当然ながらDCオフセットのふらつきはおさまり、数[mV]におさえこめているので、入力信号(1kHz)の振幅を徐々に大きくしてみると・・・
DCランプ点灯
再現しました。不幸中の幸いです・・・
交換したのはたった1素子です。初段の差動部分ですので”たった”では済まないのはわかりますが・・・
とりあえず初段1段目(DML-01)の回路図を読んでみます。
回路図には誇らしげにI.Cの記載が・・・
ということで実基板から回路図を起こしました。
あやしいブツが・・・ |
中にこの抵抗が隠れていました。 |
で、本題に戻ると、初段1段目は終段からNFBがかかる差動+カスコードの構成になっています。差動はデュアルJFETのuPA63Hで構成されております。DCオフセットのふらつきはこのuPA63Hが原因でuPA68HAへ交換することで収まります。
が、入力振幅が大きくなるにつれてDCオフセットランプが点灯します。不思議なのは、交換していないch側だけに入力を与えてもDCオフセットランプが点灯してしまうことです。
・・・・・・・・・・・・??????????????
今回は以上です!
これは沼にはまる予感が・・・
次回以降で解決できるのでしょうか!乞うご期待!
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