このアンプのまとめページはこちら
どうも、仕事が忙しくなかなか電子工作に手を付けられないtakaでございます。
(休日も朝釣りで日中寝ていることも原因ですが・・・orz)
さてさて、2台目の5M21の依頼です。(1台目はこちら)
まずは状態を確認していきます。プロテクトもなく出力波形はばっちりでしたのでオフセット調整を行います。本記事はここからの内容となっております。
それではいってみよ~!
まずは筐体を開けますが早速1台目(まとめページ)との違いを発見!楽しいですねぇこういう発見。
その違いとは、インシュレータの土台に蓋がついている点です。(一台目)
因みにこの上に他の機器を重ねられるようにこのような形状をしています。 さらに、この土台とインシュレータはアンプのメインフレームにねじ止めされるためかなり丈夫な構造になっています。(1台目の画像ですが内部に見えているのがメインフレームです) |
重ねられるようになっていると説明いたしましたが、2台目のこの個体はインシュレータがゴムのものへ変更されていました!これも1台目との違いです。
上部のネジは取り外せましたが、側面のネジはこの通りナメていました。何とか外せましたが交換ですね。 |
これで上下のボンネットを取り外せましたので、上下のボンネットに挟まれている樹脂パーツを取り外します。そのままでもいいのですが作業中に折ってしまいそうなパーツなので・・・
予防策のつもりでしたが実は・・・
受け取った時点ですでに破損している箇所があります。 |
力の加わる部分ですので修理不可能ですが、少しでも割れにくいように、IPAで念入りに脱脂しエアでゴミを飛ばしアロンアルファで接着しました。そのまま接着するよりかは強度が出るはずです(多分) |
1台目でも気になっていたのですがウレタンスポンジがもうダメダメです。少し触るだけでぼろぼろになりゴミだらけになります・・・
これがそのスポンジ。前回は交換しませんでしたが今回は交換します。 (前回の個体もこれから再度メンテナンス予定なので交換しておきます) |
とりあえず内部が拝めるようになりましたので目視チェックです。
こちらは底面です。非常にきれいですねぇ!因みに手前の基板の左がDCオフセット検出回路(ランプ点灯用)、その右がVUメータ制御、右上が初段です。その左の裏面が見えている基板が終段とプロテクタです。 |
こちらは上面です。埃はありますが綺麗です。 |
気が付いた点が。ここはバイアス電流を調整するために一時的にカットするジャンパがある箇所ですが、ご覧の通り半田付けされております。(正しくはこちら(一台目)) |
反対chに至ってはジャンパこそあれど半田がアヤシイ… |
メンテナンスシールは貼られておりませんがネジナメといいジャンパ処理といいプロではない手が入っているようです(オーナー様の処置でしたら申し訳ございません・・・)
今回は以上です!
次回はオフセット調整を行ってみたいと思います!
全投稿のまとめページはこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿