【Pioneer】M-22 依頼品1 諸々の再塗装【3回目】

2022/08/20

A級 M-22 Pioneer アンプ

t f B! P L
   このアンプのまとめページはこちら
どうもtakaです。連休が終わってしまいます・・・
今年の盆連休は自宅に籠っていました。皆様はいかがでしょうか。
 
さてさて、前回である程度の修理を終えたので今回で最終回です。
それではいってみよ~~

塗装

1回目の投稿でマジックリンで塗装が溶けてしまったことを報告しました。今回はその塗装ですがついでですのでその他も再塗装してしまいます。

塗装前

ヒートシンクは普通です。
普段ならこのままにします。

問題の裏蓋です・・・・

見事に塗装が溶けています。

再塗装

今回は秘密兵器を使用しました。それに関しても写真を掲載いたします。

まずは塗装を剥がします。

こんな感じでペラペラはがれてきます。

全て剥離し水で洗い流したところです。

ヒートシンクカバーも同様です。

以前、化石のようなM-22をレストアした際の塗料を用います。

塗装ブース(ベランダ)をしっかりと養生します

調子に乗って厚塗りしすぎました・・・orz
こうなると剥離からやり直しです。

塗装後の底板です!
綺麗に仕上がりました!

ヒートシンクカバーも及第点ですね!


しかしヒートシンクは何度剥離作業を行ってもこれが剥離の限界です・・・

ヒートシンクの再塗装はこの剥離作業が本当に大変です・・・
フィンの隙間が綺麗に剥離できません。この為に6種類ほどブラシを購入しましたがダメでした。前回は自分用ということもありこのまま再塗装しましたが今回は秘密兵器を使用します。

これが秘密兵器の"ウェットブラスト"です!

時間貸しのウェットブラストです。サンドブラストはメディアを高圧エアで吹きつけますが、ウェットは水でメディアを吹きつけます。
私はサンドブラストしか知らず、近所でサンドブラストのレンタルを探していたのですがこのウェットしか見つからず試してみました。
これすごいですよ・・・
詳細は写真をご覧ください。

UFOのような容器にヒートシンクを入れメディアを吹きつけます。
写真の贅沢ボディでナイスなメンズは私です。

めちゃくちゃ綺麗になりました!!!!!!!

ウェットの特徴は何といってもこのツヤです!!!
サンドではこうはなりません。
これだけツヤがあれば下地作り不要で再塗装できます♪

鋳造の質が悪いのかブラストの圧力で鬆(す)がところどころ出てきています。

前回使用しなかったパテを使用します。

満遍なく塗布し

ヤスリます。

そしたらサフを塗布し

本塗りです!

綺麗に仕上がりました!

ピカピカですねぇ!





パワトラを再実装しました!
いい音がしそうですねぇ!
立派な勘違い



ご覧いただきありがとうございました!
音は私の耳では変化を感じませんでした。そもそもそんな繊細な耳を持っていない
しかし依頼された方はピカピカになったことと、エージングで徐々に変化していく様子をとても喜んでいらっしゃいました!
私も何よりもうれしい瞬間です😊

このM-22はこれにて完了です!
次回以降は宣言していた化学系の投稿になると思います。
自作アンプやらアンプの依頼もまだ2台ありますのでしばらくは投稿が続きそうです♪

最後までご覧いただきありがとうございました!

このアンプのまとめページはこちら
全投稿のまとめページはこちら

中の人

自分の写真
モノ作りが好きです。GUIアプリの作成からアナログ回路まで手当たり次第です。 アンプの修理を紹介するためにブログを始めました。 (Twitter:@TakaElc)

記事カテゴリ

5M21 (10) A-6 (5) A-717 (2) A-950 (1) AB級 (8) Arduino (2) A級 (29) C-21 (1) C29 (1) ESP32 (9) EUMIG (13) FFT (2) HOW2 (6) LED (2) LUXMAN (10) M-1000 (13) M-22 (23) MATLAB (1) mcintosh (1) MCP3208 (3) OPアンプ (1) Pioneer (26) QUAD (1) Simulink (1) WS2812B (4) YAMAHA (6) アンプ (62) スピーカ (3) プリ (1) プリアンプ (1) プリメイン (6) レベルメーター (8) 化石 (1) 山水 (3) 自作アンプ (7) 電子工作 (20) 日記 (1)

QooQ