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どうも、takaです。
ウクライナ情勢目が離せませんね。
コロナも高止まりで暗いニュースばかりです・・・
私のポートフォリオはズタボロです(ノД`)・゜・。
こんな時はアンプ弄って気分を晴らすに限ります!
組み上げて動作チェックしたいのですが、もし問題なかったらそのまま完了となるため本日はいくつか素子交換と清掃です!
ーメンテナンス計画ー
1.初段電源(左)
2.初段+ドライバ段(左)
3.初段電源(右)
4.初段+ドライバ段(右)
5.初段~終段
6.プロテクタ
7.各素子の整備/交換:本投稿
8.バイアス、オフセット調整
交換されているカップリングキャパシタと終段入力のインピーダンス整合キャパシタを標準品に交換します。
交換するカップリングキャパシタ |
こちらも交換する終段のベースーベース間に挿入されているインピーダンス整合用キャパシタ |
カップリングから交換していきます。
無理やりねじ込まれたのかパターンが剥離してしまっています・・・ もう・・・ |
左が実装されていたマルコン、右がニチコンのメタライズドフィルムコンデンサ。 |
リード間隔が若干広いのと、パターンが剥離してしまっているのでピンバイスで新たにホールを開けます。 |
レジストはこんなに剥ぐ必要ないですorz 無計画に剥いでしまいました。 |
実装完了!すっきりしました! |
入力カップリングはハイパスフィルタを構成するため容量を下げると低音域が削れてしまいますので容量を元に戻します。音声ラインにシリーズで接続されるためこだわりたくなる気持ちはすごくわかりますがケースに干渉するしパターンにも悪影響があります。精神衛生上好ましくないです。
インピーダンス整合取りのこのキャパシタもメタライズドフィルムコンデンサに交換しました。 |
SEPPの上下アームの入力(ベース)から見たドライブ段のインピーダンスを等しくするためのキャパシタです。ですので低ESRのキャパシタが適しています。
これで当初予定していた部品交換は完了です。お次は諸々のクリーニングです!
ヘッダーピンが真っ黒に・・・ |
重曹+アルミホイルでキレイキレイ! |
ピカピカになりましたね! |
お次は半田のヤニ。前オーナーの半田付けがご覧のあり様・・・ |
パターン面自体も蝋か何かでコーティングされている(これはデフォルトで)ので 半田ヤニと一緒にマジックリンで落とします。本当によく落ちますよ! |
シュッシュと吹きかけて・・・ |
1分ほど放置しブラッシングからの精製水で洗い流せばこの通り! |
洗浄後のマジックリンは真っ茶色です |
このままではパターン面が外気にさらされるため再コーティングします。湿気、硫化、塩害から守るためです。これでまた10年は持つでしょう♪
コーティング剤はサンハヤトのハヤコートMark2をチョイス! |
コーティング前です |
コーティング後です! |
ざらざらと膜が張っているのが確認できますね♪ |
今回使用したコーティング剤はこちら!
数回吹きかけるだけなので使いやすいです。このまま半田も使えるのでやらない手はないかも?
続いて本体を洗浄していきます。タバコのヤニがすごいです。 |
キャパシタの跡がくっきり! |
汚いですねぇ |
養生テープとタオルでマスキングしマジックリンで清掃します。 |
めちゃめちゃ綺麗になりました! トランスは錆止めとしてシリコンスプレーで磨いておきました。 |
キャパシタを洗浄したマジックリンですが汚れていないようでタバコのヤニがすごいですね。 |
洗浄前(左)と比較してみると明らかに違いますね。 |
本日は以上です!
次回は仮組しプロテクタ、バイアス、DCオフセットのチェックを行います!
清掃だけでも10年は若返った感じがして清々しいです(*´ω`)
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