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はじめに
依頼者からスピーカーから異音がするとの連絡があり、前回、メインアンプのM-22を確認しましたが異常は見られませんでした。次に疑うはソースのQUAD 44です。
早速44の発送をお願いしたところ「発送直前にヒューズを飛ばしてしまい破損したかもしれない」との連絡が😱😱😱
後ほど写真をお見せしますが44はモジュール方式のアンプとなっており基板の取り出しが容易です。またオペアンプをソケット化しているため簡単にオペアンプを入れ替えて音の変化を楽しむことが出来るようになっております。その最中に手違いでヒューズを飛ばすことになったようです😇
それでは確認してみましょう~!
電源投入
そのままでヒューズが飛ぶことは分かっているため全モジュールを引っこ抜いて電源を入れてみます。
| 全部引っこ抜きました |
赤色の箱が電源トランス、水色基板は電源部と入力セレクタースイッチICが実装されております。その後ろの緑色基板がセレクタースイッチやボリューム等が実装されている基板です。問題を切り分けるため緑基板を切り離し水色基板を孤立させます。
この状態で電源を投入し水色基板(電源とセレクタースイッチIC)の動作確認を行います。
| ヒューズが飛びました。 |
ヒューズが飛んだため電源回路かセレクタースイッチICのどちらかが異常を抱えています。
幸いセレクタースイッチICはソケット化されており簡単に取り外せます。
幸いセレクタースイッチICはソケット化されており簡単に取り外せます。
| これがセレクターICで所謂ロジックICシリーズのアナログスイッチ4066です。 |
| 全て取り外しました |
| 電源を投入したところヒューズは飛ばず、若干低めですが規定電圧を確認できました。 |
ここまでで電源回路は正常であり、アナログスイッチの異常の可能性が高いことが分かりましたのでアナログスイッチ単体で動作確認してみます。
| 電源を投入しただけですが原因が分かりました。 |
44のヒューズ容量は100[mA]ですがアナログスイッチICひとつあたりで大きな物は80[mA]も流れている個体がありました。個体ごとに幅はありますが4つ合計で200[mA]を超えておりこれがヒューズ溶断の原因と思います。
修理
電源回り
電源回路は異常なしでしたがコンデンサの交換依頼を受けました。因みに電源回路はシンプルなシリーズレギュレータです。
アナログスイッチはまずこちらのCD4066Bに交換し様子を見ます。
依頼者に指定されたのはこちらのMAX4066です。べらぼうに高価なためCD4066Bを先に試したわけです。
| 引越しの片づけがまだ終わっておらずみすぼらしい状態ですが・・・ 依頼者のM-22と44を組み合わせ問題ないことを確認し一件落着! |
ということで、異音の原因は冷蔵やエアコン、暖房器具等からの回り込みノイズではないかと思いますが、依頼者側で再発しておらず結局よくわからず仕舞いです。
しまりが悪いのですがこれにて終了とします。
最後までご覧いただきありがとうございました~!

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