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はじめに
前回から早3カ月半・・・
転職し仕事が充実しており帰宅後に時間を確保できずでズルズルと更新が遅くなりました。
加えて・・・
娘から強烈な風邪をもらいここ1ヵ月何かしらの体調不良です😂
さらにさらに、中度のぎっくり腰になってしまい満身創痍で何も手につかない日々でしたorz
さて、今回からYAMAHA A-8の修理を始めます。前回A-6のメンテナンス依頼いただいた
方からの依頼です。発火&発煙し出音しなくなったとのこと。故人がXLR入力できるよう改造しているアンプです。
発火直前は入力をXLRに繋ぎ変えたとの事で今回はXLRを疑いチェックしてみます。
状況をヒアリングしましたがイマイチ原因は分からないため次回以降はプリ、メイン、電源、プロテクタの全てをチェックしていくことにします。
まずはバラす
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木製ケースは味があっていいですねぇ😊 |
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裏返のネジを外せばケースから取り出せます。 |
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内部はこんな感じです! パワトラが12個並んでおり迫力がありますねぇ |
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ぎゃああああああああ 終段が焼損しています😱😱 |
XLRアンプと電源基板の取り外し
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増設されたXLRコネクタの下にチラっと見えているのがXLRアンプ基板です。 この基板からメイン基板のAUX入力へ接続されているようです。 |
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故人のサイトにあるように、ノイズ防止のため±12[V]の専用電源も増設されております。 |
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XLRアンプを取り出すためにプリアンプ基板を移動させます。 |
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XLRアンプ基板が見えました! |
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専用電源基板は背面パネルを開け取り出します。 |
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取り出しました |
動作チェック
電源
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この素子は一見するとセラコンのようなのですが電源に直列に挿入されています。 Xで質問したところポリスイッチだろうとのことで納得です! |
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商用電源はいつでも緊張します。 ±12[V]が確認できました👍 |
XLRアンプ(INA2134)
バーブラウンのINA2134を使用したバランス入力アンバランス出力の変換基板です。共立さんのキットですね。(こちら)
バランスやらアンバランスやらややこしいのですが、ただの差動伝送信号を元の信号に変換するだけです。ということで動作チェックには差動信号が必要なのですが差動アンプをわざわざ組むのも面倒なのでなんちゃって差動伝送アンプを製作しました。
ということで、追加実装されたXLRアンプ関連は問題ないことが分かりました。
次回はプリアンプ基板のチェックをしていきます!
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